てん‐てん【展転/輾転】
[名](スル) 1 ころがること。回転すること。また、めぐること。「月と云者は…常に此地球の周囲を—と廻り歩く者にて」〈岡三慶・今昔較〉 2 寝返りを打つこと。「『ああ苦しい、苦しい…』と烈しく...
てん‐ぱん【展帆】
[名](スル)帆船が帆を張ること。「総帆—」
てん‐ぼ【展墓】
墓参りをすること。墓参。《季 秋》「母子は…父の—の旅をし」〈滝井・無限抱擁〉
てん‐ぼう【展望】
[名](スル) 1 遠くまで見渡すこと。また、そのながめ。見晴らし。「—がきく」「屋上から市街を—する」 2 社会の動き、人生の行く末などを見渡すこと。見通すこと。見通し。「将来に対する—がない...
てんぼう【展望】
総合雑誌。筑摩書房より昭和21年(1946)1月創刊。創刊時の編集長は臼井吉見。昭和26年(1951)に一度休刊したのち、昭和39年(1964)から第2期を刊行、昭和53年(1978)廃刊。
てんぼう‐しゃ【展望車】
旅客が沿線の風景を展望しやすいように工夫された客車。
てんぼう‐だい【展望台】
周辺の展望がきく高台。また、そのようにつくられた高い建物。見晴らし台。
てんぼう‐リポート【展望リポート】
日本銀行の政策委員が、金融政策決定会合の決定を経て毎年4月と10月に発表する「経済・物価情勢の展望」の通称。金融政策の基になる実質国内総生産や消費者物価の見通しを「中心値」と「大勢」で示し、当面...
てん‐もう【展毛】
紡績で、絡み合った羊毛を解いて開毛し、夾雑物(きょうざつぶつ)を除いたのち、種々の羊毛をまぜ、油を添加する工程。
てん‐らん【展覧】
[名](スル)書画・物品などを広げたり並べたりして一般に見せること。「絵画を—する」