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辞書
１ 山から吹きおろす風。
２ 歌舞伎下座音楽の一。大太鼓を長桴 (ながばち) で打つ鳴り物。風に鳴る樹木の音を表し、山中の場の幕開き・幕切れなどに用いる。
出典：デジタル大辞泉（小学館）
やまおろしのかぜ【山颪の風】
「山颪1」に同じ。「君が見むその日までには—な吹きそとうち越えて」〈万・一七五一〉
出典：青空文庫
･･･ごうと鳴って、川波、山颪とともに吹いて来ると、ぐるぐると廻る車輪･･･ 泉鏡花「雪霊記事」
･･･こって、窓に沁み入る山颪はさっと冴える。三階にこの火の勢いは、大･･･ 泉鏡花「眉かくしの霊」
･･･泄らし、そして山気は山颪の合方となッて意地わるく人の肌を噛んでい･･･ 山田美妙「武蔵野」
山卸
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