[用法]うやまう・[用法]あがめる——「敬う」は、
対象を
高位のもの、
上位のものとして礼を尽くす意で、「神仏を敬う」などのほか、「
老人を敬う」「
恩師を敬う」のように
身近な
相手にも向けられる。◇「崇 (あが) める」は「神(
祖先)を崇める」のように、絶対的な
存在を拝むようにする意。◇
類似の語に「尊ぶ」がある。「尊ぶ」は
対象の
価値を認めて大切にする意で、「神(
祖先)を尊ぶ」のほか、「
各人の自由意志を尊ぶ」「
拙速を尊ぶ」のように抽象的なものに関しても広く用いる。