あお‐あらし【青嵐】
初夏の青葉を揺すって吹き渡るやや強い風。せいらん。《季 夏》「—定まる時や苗の色/嵐雪」
あさ‐あらし【朝嵐】
朝吹く強い風。
あだざくらさとのよあらし【仇桜遊里廼夜嵐】
石橋思案の処女小説。明治18年(1885)、文芸同人誌「我楽多(がらくた)文庫」の創刊号に発表。
あらし
(嵐)島崎藤村の小説。大正15年(1926)「改造」誌に発表。母を失った子供たちの成長と巣立ちを見守る作者の心境を描く。 (あらし)《原題、(イタリア)Tempeste》イタリアの女流詩人・...
あら‐し【嵐】
1 荒く激しく吹く風。雨・雪・雷を伴う場合にもいう。暴風。暴風雨。「花に—」 2 激しく乱すもの。また、事態や社会を揺るがす重大事。「拍手の—」「革新の—」「不況の—が吹き荒れる」 [補説]作品...
いがらし【五十嵐】
姓氏の一。 [補説]「五十嵐」姓の人物五十嵐信斎(いがらししんさい)五十嵐力(いがらしちから)五十嵐道甫(いがらしどうほ)いがらしゆみこ
うちゅう‐あらし【宇宙嵐】
大規模な太陽フレアの発生などによる大量の太陽風や放射線が地球に到達し、地球の磁場をはじめ地球近傍の宇宙環境を大きく乱す現象。大規模に発生すると、人工衛星や地球上の送電システムに障害をもたらす場合...
うみのあらし【海の嵐】
《原題、(イタリア)La tempesta di mare》 ビバルディ作曲の、独奏バイオリンと弦楽合奏のための12曲からなる協奏曲集「和声と創意への試み」の第5番。 ビバルディ作曲のフルー...
えん‐らん【煙嵐/烟嵐】
山中にかかったもや。山靄(さんあい)。嵐気(らんき)。
おうのかりとあらし【王の狩りと嵐】
《原題、(フランス)Chasse royale et orage》ベルリオーズのオペラ「トロイ人」の第4幕で演奏される間奏曲。「トロイ人の行進曲」とともに、単独で演奏される。