踵(かかと)を踏(ふ)・む
前の人のすぐ後について行く。「山嵐の—・んであとからすぐ現場へ馳(か)けつけた」〈漱石・坊っちゃん〉
かた‐ほとり【片辺/偏辺】
1 かたすみ。周辺。近辺。「嵐山へ着き、渡月橋の—まで来たわれわれ一行は」〈三島・金閣寺〉 2 都から遠く離れた所。片田舎。
かつゆ‐ほう【活喩法】
修辞法の一。無生物を生き物(特に人間)であるかのように表現する方法。「嵐が吠える」「花が笑う」の類。→擬人法(ぎじんほう)
かなざわ‐はっけい【金沢八景】
横浜市金沢区にあった景勝地。洲崎(すざき)の晴嵐(せいらん)、瀬戸の秋月、小泉の夜雨、乙艫(おっとも)の帰帆、称名寺(しょうみょうじ)の晩鐘、平潟の落雁(らくがん)、野島の夕照、内川の暮雪。明(...
かぶろ‐まつ【禿松】
葉の少ない松。二葉の松。若松。小松。「夜半の嵐に呼ばれては、答ふる野辺の—」〈浄・冥途の飛脚〉
かみがみのふかきよくぼう【神々の深き欲望】
今村昌平監督・脚本による映画の題名。昭和43年(1968)公開。沖縄の孤島を舞台に、因習と近代化の狭間で翻弄される人々の姿を描く。出演、三国連太郎、河原崎長一郎、嵐寛寿郎ほか。第42回キネマ旬報...
かめ‐やま【亀山】
京都市右京区の嵯峨にある山。大堰(おおい)川に臨み、嵐山に対する。嵯峨天皇・後嵯峨天皇・亀山上皇の離宮の亀山殿があった。 三重県北部の市。もと東海道の宿場町、石川氏の城下町。緑茶・紅茶や美術...
かり‐ほ・す【刈(り)干す】
[動サ五(四)]草木を刈り取って日に干す。「あの村の二三の家の軒先に—・してあった笹の葉は」〈藤村・嵐〉
かわかみ‐きょう【川上峡】
佐賀県中央東部にある渓谷美に富む景勝地。背振(せふり)山地南麓を流れる川上川(嘉瀬(かせ)川の上流部)に位置する。長さ12キロ。別称、肥前嵐山(ひぜんあらしやま)。
ガリラヤのうみのあらし【ガリラヤの海の嵐】
《原題、(オランダ)De storm op het meer van Galilea》レンブラントの絵画。カンバスに油彩。新約聖書のマルコの福音書より、ガリラヤ湖で嵐に見舞われたキリストと弟子た...