いわ【岩/巌/磐】
1 地殻を形づくっている堅い物質。 2 石の大きなもの。岩石。いわお。「一念—をも通す」 3 (「錘」「沈子」とも書く) ㋐漁網を沈めるためにつけるおもり。 ㋑船のいかり。「—下ろすかたこそなけ...
いわ‐お【巌】
高く大きな岩。
いわもと‐よしはる【巌本善治】
[1863〜1942]教育者。兵庫の生まれ。キリスト教の精神に基づいて女子教育に尽力。日本最初の婦人雑誌「女学雑誌」を発行し、女性解放運動を推進した。妻は若松賤子(わかまつしずこ)。
いわや【巌谷】
姓氏の一。 [補説]「巌谷」姓の人物巌谷一六(いわやいちろく)巌谷小波(いわやさざなみ)
がん【巌〔巖〕】
[人名用漢字] [音]ガン(呉)(漢) [訓]いわお いわ 1 ごつごつした大きな石。岩。「巌窟(がんくつ)・巌石/奇巌・巨巌」 2 岩穴。岩屋。「巌棲(がんせい)」 3 ごつごつしてけわしい。...
がん‐がん【巌巌】
[ト・タル][文][形動タリ]山や岩などが高く険しいさま。「此(この)大山(たいさん)—として物に動ぜぬ大器量の将軍をば」〈蘆花・不如帰〉
がん‐くつ【岩窟/巌窟】
岩の洞穴。岩屋。
がんくつおう【巌窟王】
黒岩涙香(くろいわるいこう)の翻訳小説。原作はデュマの「モンテクリスト伯」。明治34年(1901)から明治35年(1902)にかけて発表。
がん‐けつ【巌穴/岩穴】
岩の洞穴。岩窟。
がんけつ‐の‐し【巌穴の士】
世俗を逃れて山林や岩穴に隠れ住む人。隠者。