やつはし‐りゅう【八橋流】
箏曲の流派の一。天和・貞享（1681〜1688）のころ、八橋検校が筑紫流箏曲を基礎にして創始。八橋の孫弟子の生田検校が、生田流を創始して以来衰微した。大阪・信州松代(まつしろ)・沖縄にその芸系の...
やはず‐はんのき【矢筈榛の木】
カバノキ科の落葉小高木。本州の中北部の山地に自生。樹皮は黒灰色。葉は倒卵形で先がくぼみ、矢筈形をしている。春に花をつけ、雄花穂は垂れ、雌花穂は楕円形。実は褐色に熟す。
やはた【八幡】
福岡県北九州市西部の地名。明治期に八幡製鉄所が開設されて以来、工業地として発展。八幡市から昭和38年（1963）北九州市八幡区となり、のち東西に分区。
やはた‐にし【八幡西】
北九州市の区名。昭和49年（1974）八幡区を二分して成立。
やはた‐ひがし【八幡東】
北九州市の区名。昭和49年（1974）八幡区を二分して成立。八幡製鉄所の発祥の地。
やぶ‐つばき【藪椿】
野生のツバキ。海岸や山地に自生し、春、赤い5弁花が咲く。本州以南に分布。これをもとに園芸品種の多くが作られた。やまつばき。《季 春》
やま‐あかがえる【山赤蛙】
無尾目アカガエル科の両生類。ニホンアカガエルに似るが、背側線が鼓膜のあたりで曲線を描く。本州・四国・九州の山地にすむ。
やま‐あざみ【山薊】
キク科の多年草。山地に生え、高さ1〜2メートル。葉は羽状に深く裂けていて、縁にとげがある。秋、紫色の頭状花を多数穂状につける。四国・九州に分布。
やま‐かがし【赤楝蛇／山楝蛇】
ナミヘビ科の爬虫(はちゅう)類。水田付近に多く、全長1〜1.5メートル、緑褐色に不規則な黒斑があり、胴の側面に紅斑が散在する。カエルなどを捕食。上顎と頸部(けいぶ)背面に毒腺があり、かみついたり...
やま‐がしゅう【山何首烏】
サルトリイバラ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。本州以西の山地に自生し、葉柄に一対の巻きひげがある。葉は卵円形で先がとがり、縁はやや波打つ。雌雄異株。5、6月ごろ、黄緑色の小花を散形につけ、実は丸...
