やまのくうき‐てんぼうだい【山の空気展望台】
《Gornïy vozdukh/Горный воздух》ロシア連邦、サハリン州(樺太)の州都ユジノサハリンスクの市街東部にある高台。標高600〜800メートル。市街を見下ろす展望地として知ら...
やま‐ははこ【山母子】
キク科の多年草。本州中部以北の山地に自生し、高さ約60センチ。茎は綿毛で覆われ、葉は披針形で裏に綿毛が密生する。夏、白くて中心が黄色の頭状花が集まって咲く。やまほうこ。
やま‐びる【山蛭】
ヤマビル科のヒル。全長2、3センチ。体は平たい円柱状で茶褐色。背面に3本の縦縞がある。本州・四国・九州の山間の湿地に多く、人間や獣から血を吸う。かさびる。《季 夏》
やま‐ふじ【山藤】
マメ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。本州中部以西の山野に自生。蔓はフジとは逆の左巻き。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。4月ごろ、紫色の蝶形の花が総状に垂れ下がって咲く。《季 春》「—や短き房の花...
やま‐もみじ【山紅葉】
ムクロジ科の落葉高木。本州中部以北の山地に自生。葉は手のひら状に七〜九つに裂けていて、縁にぎざぎざがあり、秋に紅葉する。花は春に咲き、紅色。
やま‐もも【山桃/楊梅】
ヤマモモ科の常緑高木。本州中部以西の山地に多く、高さ約15メートル。葉は長楕円形で、革質。雌雄異株。4月ごろ開花し、雄花穂は黄褐色、雌花穂は花柱が紅色。実は球形で、夏に紅紫色に熟し、食用。樹皮は...
やま‐ゆり【山百合】
ユリ科の多年草。山野に自生し、高さ約1.5メートル。葉は披針形で互生。夏、白色のらっぱ状の花が横向きに開く。花の内面には赤い斑点があり、強い香りを放つ。本州の近畿地方以北に多い。鱗茎(りんけい)...
やみのおく【闇の奥】
《原題Heart of Darkness》コンラッドの中編小説。1899年発表。欧州文明による植民地支配を主題とする。
ヤラ‐バレー【Yarra Valley】
オーストラリア、ビクトリア州南部にある同国屈指のワイン産地。メルボルンの東約60キロメートルに位置し、ヤラ川流域に80以上のワイナリーが点在する。主な町はリリデール、ヤラグレン、ヒールズビル。
やり‐たなご【槍鱮】
コイ科の淡水魚。全長約10センチ。体高がやや高く、側扁し、口ひげは長い。体色は青みがかった銀白色。産卵期の雄は、えらぶたから体側にかけて赤紅色、腹面が黒色の婚姻色を示す。日本産タナゴ類の中で分布...