いち‐じゅん【一巡/一順】
[名](スル) 1 一回りすること。ひとめぐりすること。「市内の名所を—する」「打者—の猛攻」 2 連歌や俳諧で、会席に連なった人々が発句(ほっく)以下順次に1句ずつ付けてひとわたり済むこと。
けい‐じゅん【警巡】
異変を警戒しながら見回ること。「義仲注進の交名(けうみゃう)に任せ、殊(こと)に—せしめ」〈盛衰記・三二〉
こぎ‐しゅんじゅん【狐疑逡巡】
[名](スル)疑いためらってぐずぐずすること。「—してチャンスを逃がす」
しゅん‐じゅん【逡巡】
[名](スル)決断できないで、ぐずぐずすること。しりごみすること。ためらい。「大学に進むべきか否か—する」「遅疑—」
じゅん【巡】
[名]「巡爵(じゅんしゃく)」に同じ。「蔵人の—に参河(みかは)の守(かみ)に任ず」〈今昔・一九・二〉 [接尾]助数詞。ひとまわりした回数を表すのに用いる。「打席が一—する」
じゅん【巡】
[常用漢字] [音]ジュン(呉) [訓]めぐる 1 回り歩く。めぐる。「巡業・巡航・巡礼/一巡・歴巡」 2 視察して回る。「巡査・巡察・巡視・巡狩」 3 ためらう。「逡巡(しゅんじゅん)」 [名...
なげもの‐いちじゅん【投物一巡】
投げ物がほとんど出尽くし、相場の下落が止まった状態。投げ一巡。
れき‐じゅん【歴巡】
[名](スル)順々にまわって歩くこと。「札所を—する」