さ‐きょう【左京】
《内裏から南を向いて左側の意から》平城京および平安京を、朱雀大路(すざくおおじ)を境として東西に分けた東側。東の京。⇔右京。
京都市北東部の区名。鴨川の東、三条通りの北の地域。
さきょう‐く【左京区】
⇒左京
さきょう‐しき【左京職】
右京職とともに京都の民政などをつかさどった役所。→京職
さきょう‐の‐だいぶ【左京大夫】
左京職(さきょうしき)の長官。さきょうのかみ。
さ‐きんご【左金吾】
左衛門督(さえもんのかみ)の唐名。
さ‐けい【左契】
二分した割符のうち、自分が持つほうの一片。他片を右契といい、相手に渡して約束のしるしとした。転じて、約束の証拠。左券。
さ‐けい【左傾】
[名](スル) 1 左側に傾くこと。⇔右傾。 2 思想が左翼的な立場に傾くこと。⇔右傾。
さ‐けん【左券】
「左契(さけい)」に同じ。「それは僕が如何にY子を愛し尊べるかの―である」〈有島・宣言〉
さ‐げん【左舷】
船尾から船首に向かって左側のふなばた。「―方向」⇔右舷。
さ‐こ【左顧】
[名](スル) 1 左の方へ振り向くこと。「品川の海色を―し神奈川の山光を右瞻(うせん)す」〈服部誠一・東京新繁昌記〉 2 《古く中国で、年長者は右、年少者は左にすわった習慣から》目上の者が来訪...