み‐ずら【角髪/角子/鬟/髻】
上代の成人男子の髪の結い方。髪を頭の中央から左右に分け、両耳の辺りで先を輪にして緒で結んだもの。平安時代以後、主として少年の髪形となった。びんずら。びずら。
三度(みたび)肘(ひじ)を折(お)って良医(りょうい)となる
《「春秋左伝」定公一三年から》医者は、何度も自分のひじを折り苦痛を経験して初めて良医となる。人は多くの困難を経て初めて円熟の境地に達するということ。
み‐だいばんどころ【御台盤所】
大臣・大将・将軍などの妻を敬っていう語。御台所。御台。「花山院の左大臣殿の—にならせ給ひて」〈平家・一〉
みち‐とおり【道通り】
道を通ること。また、その人。「—が左近殿を、太夫買ひと言うたげな」〈浄・阿波鳴渡〉
みつわ‐まげ【三つ輪髷】
女性の髪形の一。髻(もとどり)の末を三つに分け、左右に輪を作り、他の一つを中央で結んだもの。江戸時代、女師匠や妾(めかけ)などが好んだ。
みなみドイツ‐しんぶん【南ドイツ新聞】
《Süddeutsche Zeitung》ドイツの日刊紙の一。1945年にバイエルン州ミュンヘンで創刊。主に同州で読まれるが、全国で発行されている。ナチスの否定と左派的な論調が特徴。発行部数は約...
みの‐がこい【美濃囲い】
将棋で、囲いの陣形の一。王将を飛車の定位置に移し、その左に銀将、その銀将の左下に金将、その金将の左上にもう1枚の金将を配する形。
み‐の‐て【箕の手】
《「みので」とも》 1 武具の一。先に左右に突き出た形の金具を取り付けた指物。転風(てんぷ)。 2 「箕の手形(なり)」の略。「敵を—に引き受け」〈浄・今川了俊〉
みのて‐なり【箕の手形】
左右に出っ張った形。「繁昌の市は—に立つと申すが」〈狂言記・羯鼓炮碌〉
みはし‐の‐さくら【御階の桜】
左近(さこん)の桜の異称。