め‐ぶ【馬部】
律令制で、左右の馬寮(めりょう)に属した雑人(ぞうにん)。
め‐まく【女幕】
外幕(とまく)の一。第一の幅(の)の上端を表に折り返し、左右の横の端をどちらも表に折り返したもの。陰(かげ)の幕。
め‐やす【目安】
1 目当て。目標。おおよその基準。また、おおよその見当。「60点を—とする」「費用の—を立てる」 2 そろばんの掛け算や割り算で、そろばん上の左のほうに置く乗数または除数。 3 そろばんで、五玉...
め‐りょう【馬寮】
律令制で、官馬の飼養・調習や馬具のことを扱い、また、諸国の御牧(みまき)の馬をつかさどった役所。左右に分かれ、それぞれ四等官のほか、馬医(ばい)・馬部(めぶ)・使部(しぶ)などの職員が置かれた。...
メロードさいだんが【メロード祭壇画】
《原題、(オランダ)Mérode-triptiek》ロベルト=カンピンの絵画。板に油彩。三連の祭壇画であり、中央パネルは縦64センチ、横63センチ、両翼は横27センチ。中央に受胎告知、左翼に寄進...
目(め)を引(ひ)・く
1 人の注意を向けさせる。「派手な化粧が—・く」 2 目で合図をする。「左右の見る人、口を掩ひ—・き笑ふ」〈古活字本保元・下〉
メンフィス【Memphis】
カイロ南方にあったエジプト古王国の首都。現在名ミット‐ラヒナ。ナイル川左岸に位置し、ピラミッド・王宮の遺跡がある。1979年、「メンフィスとその墓地遺跡 — ギザからダハシュールまでのピラミッ...
メールス【Moers】
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。ライン川左岸、デュースブルク西郊に位置する。中世に建造されたメールス伯の居城は、現在も美術館や劇場として利用される。20世紀前半は石炭と岩塩...
も
[係助]種々の語に付く。 1 ある事柄を挙げ、同様の事柄が他にある意を表す。…もまた。「国語—好きだ」「ぼく—知らない」「み吉野の山のあらしの寒けくにはたや今夜(こよひ)—我(あ)がひとり寝む...
もう‐じん【蒙塵】
《「春秋左伝」僖公二十四年から。天子が行幸するときは道を清めてから行くが、変事の際はその余裕がなく、頭から塵(ちり)をかぶる意》天子が、変事のために難を避けて、都から逃げ出すこと。みやこおち。