ものがたり‐あわせ【物語合(わ)せ】
物合わせの一。左右の組に分かれ、珍しい物語や新作の物語に歌などを添えて出し合い、その優劣を競う遊び。
もの‐ならわし【物習はし】
物事を習わせること。学問をさせること。「むかし仲麿(なかまろ)をもろこしに—につかはしたりけるに」〈古今・羇旅歌・左注〉
もの‐の‐ほん【物の本】
1 その方面についての事柄が書かれている本。「—によると」 2 本の総称。書物。「東京の—など書く人達は」〈左千夫・隣の嫁〉 3 江戸中期以後、物語類の書物をいう。 4 学問的な内容の書物。草紙...
もの‐み【物見】
[名] 1 物事を見ること。見物すること。「—に出かける」 2 戦陣で、敵情を探ったり見張りをしたりすること。また、その人。「—を遣る」 3 「物見台」「物見櫓(やぐら)」の略。 4 外を見る...
もみ‐た・てる【揉み立てる】
[動タ下一][文]もみた・つ[タ下二] 1 激しくもむ。盛んにもみ合う。「御輿(みこし)を—・てる」 2 しきりにうながす。せきたてる。「掛声で十四のおはまに—・てられた」〈左千夫・隣の嫁〉 3...
もみ‐で【揉み手】
左右の手のひらをすり合わせること。多く、頼み事や謝罪・弁解などをするときの手つき。「—をして頼みこむ」
もも‐だち【股立】
袴(はかま)の腰部の左右側面のあきを縫い止めた所。
もや‐くや
[副](スル) 1 むしゃくしゃするさま。「さまざまの妄想が、狭い胸の中で、— —煮えくり返る」〈左千夫・隣の嫁〉 2 ごたごたするさま。「何か—する中へ、ちょっとお邪魔と出かけたが」〈伎・御...
もり‐ずな【盛(り)砂】
1 うず高くもりあげた砂。 2 儀式のときや貴人を迎えるときなどに、車寄せの前の左右に砂を高く盛り上げたもの。立て砂。
モルタルボード【mortarboard】
上部を四角く平らに作り、その中心から房を垂らした帽子。大学の式典などでかぶる。博士帽。 [補説]左官道具の、モルタルをのせる四角い板に似ていることからの名。