いち‐こ【市子/巫女/神巫】
1 神霊・生き霊(りょう)・死霊(しりょう)を呪文を唱えて招き寄せ、その意中を語ることを業とする女性。梓巫(あずさみこ)。巫女(みこ)。口寄(くちよ)せ。 2 神前に奉仕して、神楽(かぐら)を奉...
かみ‐なぎ【巫/覡】
「かんなぎ」に同じ。
かむ‐なぎ【巫/覡】
⇒かんなぎ
かん‐なぎ【巫/覡】
《「神和(かんな)ぎ」の意。「かむなぎ」とも表記》神に仕えて、神楽を奏して神意を慰め、また、神降ろしなどをする人。男を「おかんなぎ(覡)」、女を「めかんなぎ(巫)」という。令制では神祇官の所管に...
きね【巫/巫覡】
神に仕える人。神官や巫女(みこ)。「あしひきの山のさかきはときはなる影に栄ゆる神の—かな」〈拾遺・神楽歌〉
こう‐なぎ【巫/覡】
「かんなぎ」の音変化。
ふ【巫】
[人名用漢字] [音]フ(慣) [訓]かんなぎ 神霊と交わる呪術師。シャーマン。みこ。「巫覡(ふげき)・巫蠱(ふこ)・巫祝・巫術・巫女(ふじょ)」 [難読]巫山戯(ふざけ)る・巫女(みこ)
み‐かんなぎ【御巫】
1 律令制で、神祇官に属し、神事に奉仕した女官。 2 明治4年(1871)神祇省に置かれ、祭典に従事した女性の職。
や‐ぶ【野巫】
田舎の巫医(ふい)。一つの術にしか通じていない者のこと。物知らずで学行の劣っている禅の修行者にたとえてもいう。