ぜいびきまえ‐とうきじゅんりえき【税引(き)前当期純利益】
経常損益に特別利益を加えた額から特別損失を差し引いた税引前当期純損益が利益となること、またその金額。法人税等を差し引く前の企業の利益。損失となった場合は、税引前当期純損失という。→税引後当期純利益
たいしょくしょとく‐こうじょ【退職所得控除】
退職金にかかる所得税や住民税を計算する際に、退職金の額から一定額を差し引くこと。退職金は、長年の勤労に対する報償という意味合いが強いため、他の所得と分けて課税され、税負担が軽くなるよう配慮されて...
ちんぎん‐カット【賃金カット】
労働者が労働契約に基づく労務提供に不履行があったときに、使用者が賃金から労務不提供分の金額を差し引くこと。賃カツ。
てん‐びき【天引き】
[名](スル)金を貸したり給料を支払ったりするときに、利息・税金・保険料などをあらかじめ差し引くこと。「給与から—される」
とくていししゅつ‐こうじょ【特定支出控除】
給与所得者が、勤務に必要な経費として特定の支出をした場合に、その実額を給与収入から差し引くことができる制度。給与所得控除を補完するもので、昭和63年(1988)に導入された。通勤費・転居費・研修...
ひゃくさんまんえん‐の‐かべ【百三万円の壁】
所得税が課税されない給与年収の上限。年収から給与所得控除(65万円)と基礎控除(38万円)を差し引くと、課税所得がゼロとなるため。→百三十万円の壁 →百六万円の壁 [補説]かつては、配偶者控除を...
ふよう‐こうじょ【扶養控除】
所得控除の一。所得税の納税義務者に配偶者以外の扶養親族がある場合、その人数に応じて一定額を所得金額から差し引くこと。 [補説]扶養親族の年齢と控除額扶養親族の年齢扶養親族の区分扶養控除の区分住民...
マイナス【minus】
[名](スル) 1 減じること。差し引くこと。「—成長」⇔プラス。 2 ㋐減じることを表す符号。減号。「−」。⇔プラス。 ㋑負数を表す符号。負号。「−」。「温度が—になる」⇔プラス。 3 よくな...
まえ‐びき【前引き】
1 利子など後日支払われるべき分を前もって差し引くこと。 2 客の前に引出物を出しておくこと。また、その引出物。「また—の置物をしけるに」〈太平記・三三〉
マクロけいざい‐スライド【マクロ経済スライド】
年金の給付水準を、その時の社会情勢にあわせて自動的に調整する仕組み。公的年金全体の被保険者(公的年金に加入し保険料を支払っている人)の減少率に平均余命の伸びを勘案した一定率(0.3パーセント)を...