き【己】
⇒こ
こ【己】
[音]コ(呉) キ(漢) [訓]おのれ つちのと [学習漢字]6年 〈コ〉おのれ。自分。「一己・自己・利己」
〈キ〉おのれ。「克己・知己」 [名のり]おと・な・み
こっ‐き【克己】
[名](スル)自分の感情・欲望・邪念などにうちかつこと。「—して学問に励む」「—心」
じ‐こ【自己】
1 おのれ。自分。自身。「—を欺く」 2 哲学で、同一性を保持して存在するあるものそれ自身。人格的存在以外にも用いられる。⇔他者。
ち‐き【知己】
1 自分のことをよく理解してくれている人。親友。「この世に二人とない—を得る」 2 知り合い。知人。「—を頼って上京する」
つち‐の‐と【己】
《「土の弟(と)」の意》十干の6番目。き。
な【己/汝】
[代] 1 一人称の人代名詞。わたくし。自分。「常世辺(とこよへ)に住むべきものを剣大刀—が心からおそやこの君」〈万・一七四一〉 2 二人称の人代名詞。あなた。おまえ。なんじ。「千鳥鳴く佐保の川...
ひ‐じこ【非自己】
免疫学で、免疫系が自己と認識しない、生体内外の物質(異物)のこと。
り‐こ【利己】
自分の利益だけを考え、他人のことは顧みないこと。「—の心」