ふくめん‐ずきん【覆面頭巾】
顔を覆い、目だけ現した頭巾。
ふくろ‐ずきん【袋頭巾】
頭からすっぽりかぶる袋状の頭巾。
ふろしき‐ずきん【風呂敷頭巾】
風呂敷をそのままかぶって頭巾にしたもの。江戸中期以降に流行。
べき【冪/羃/巾】
「累乗(るいじょう)」に同じ。
ほうらく‐ずきん【焙烙頭巾】
⇒ほうろくずきん(焙烙頭巾)
ほうろく‐ずきん【焙烙頭巾】
焙烙の形をした丸い頭巾。僧や老人が多く用いた。大黒頭巾。丸頭巾。ほうらくずきん。
ほくそ‐ずきん【苧屑頭巾】
《「ほくそ」は「おくそ」の音変化》カラムシの茎を編んで作った頭巾。切妻の屋根に似た形で、頭部をおおうように深くかぶる。鷹匠(たかじょう)や猟師などが用いた。山岡頭巾。からむし頭巾。おくそ頭巾。
ぼうくう‐ずきん【防空頭巾】
第二次大戦中、空襲などのときに飛来物や落下物から頭部を保護するために頭にかぶった綿入れの頭巾。
ぼうさい‐ずきん【防災頭巾】
地震などの災害の際、頭部を守るためにかぶる頭巾。防空頭巾と同類。
ぼろ‐ぞうきん【襤褸雑巾】
使い古して汚れ破れた雑巾。また比喩的に、粗略に扱われたり、こき使われて疲れ果てたりしているさま。「—のように捨てられる」