へん‐こう【偏光】
光波の振動方向の分布が一様でなく、つねに一定の平面に限られている光。振動方向が一直線上に限られる直線偏光、円や楕円を描く円偏光・楕円偏光がある。自然光は反射すると偏光になる。⇔自然光。
へん‐しゅ【変種】
1 基本的には同類であるが、どこかが違っているようなもの。変わり種。 2 生物分類で、種の基準標本との形態的差異があり、地理的に分布の異なる個体群。植物で用い、種名または亜種名の次にvar.(v...
へんせい‐たい【変成帯】
変成岩が分布する領域。日本では、領家変成帯や三波川変成帯などが知られる。
へん‐せき【偏析】
物質の相転移において、一つの相から別の相に分離すること。特に、金属や合金が凝固する際に、ある金属の組成が不均一になって分布に偏りが生じること。凝離(ぎょうり)。
へんぱ【偏波】
電磁波の振動方向の分布が一様でなく、一定の方向に限られている電磁波。電磁波が光の場合を特に偏光という。
へん‐ぷく【辺幅】
1 布地などのへり。 2 まわりから見たようす。外見。うわべ。
べいこく‐つうちょう【米穀通帳】
第二次大戦中の米穀不足から、政府が米穀統制のため各世帯に配布した通帳。昭和57年(1982)廃止。
ベステルプラッテ【Westerplatte】
ポーランド北部の都市グダニスクにある岬。1939年、ドイツの軍艦が宣戦布告なしにポーランド守備隊を攻撃し、第二次大戦の発端となるポーランド侵攻を開始した場所として知られる。トーチカ跡が残るほか、...
べた‐ぎそ【べた基礎】
建築物の基礎で、面全体を板状の鉄筋コンクリートで覆ったもの。→布基礎
ベタレイン【betalain】
《「ベタライン」とも》植物に含まれる色素。赤紫色のベタシアニンと黄色のベタキサンチンに分類される。ビーツ(火焔菜)を含むアカザ科、オシロイバナ科、サボテン科に分布。窒素を含み、糖類と結合して、水...