おきあがり‐こぼし【起(き)上(が)り小法師】
達磨(だるま)の形などに作った人形の底におもりをつけ、倒れてもすぐに起き上がるようにしたおもちゃ。不倒翁(ふとうおう)。おきゃがりこぼし。
お‐きょうげんし【御狂言師】
⇒狂言師2
おく‐いし【奥医師】
江戸幕府の職名。将軍や奥向きの人々の診療にあたった医者。奥医。
おく‐えし【奥絵師】
江戸幕府の御用絵師のうち、最も格式の高い職位。狩野(かのう)派の鍛冶橋・木挽(こびき)町・中橋・浜町の四家。世襲された。
お‐し【御師】
《「御祈り師」の意》 1 特定の社寺に属し、信者のために祈祷(きとう)を行い、参詣のために宿泊・案内などの世話をする下級の神職。伊勢神宮のものが有名。おんし。 2 祈祷を専門にする神職や僧。「こ...
おたまり‐こぼし【御溜まり小法師】
《「起き上がり小法師」に語呂(ごろ)を合わせていう》「御溜まり」に同じ。「お酒が毒になって—があるもんか」〈柳浪・今戸心中〉
お‐だいし【御大師】
「大師」を敬っていう語。特に、弘法大師をさす。
おてんき‐し【御天気師】
詐欺師の一。偽金などを路上に落としておき、通行人と二人で発見したように見せかけ、配分しようなどと口実を作ってその通行人の金品とすり替えて逃げ去るもの。晴天の日にするところからいう。
おもの‐し【御物師】
公家(くげ)や武家に仕えた裁縫師。のち、裁縫専門の女奉公人。ものし。「—がぬうてくれし前巾着」〈浮・一代男・一〉
おもの‐ちゃし【御物茶師】
江戸時代、宮中および将軍家の御用をつかさどった宇治の茶師。