くぜ・る【口舌る/口説る】
[動ラ四]《「くぜつ(口舌)」の動詞化。「ぐぜる」とも》 1 いろいろ述べたてる。「手前が言っちゃあきまりが付かない。女郎衆に—・らせろ」〈洒・多佳余宇辞〉 2 言い争う。痴話げんかをする。「(...
くに【国/邦】
1 国家。また、その占めている地域。国土。「—の財政」「海の彼方の—」 2 地方。地域。「北の—」 3 古代から近世までの行政区画の一。大化の改新によって定められ、明治維新まで続いた。「駿河の—...
くに‐いり【国入り】
[名](スル) 1 大名が自分の領地に赴くこと。また、武士が主君の領地に行くこと。入国。 2 (多く「お国入り」の形で)有名人などが自分の故郷に帰ること。
くり‐あ・げる【繰(り)上げる】
[動ガ下一][文]くりあ・ぐ[ガ下二] 1 期日や時間などを、予定より早める。「開催期日を—・げる」「予定を—・げて早めに帰る」⇔繰り下げる。 2 順に従って前に送る。「次点者を—・げる」「着順...
け‐しき【気色】
1 物事のようす。自然界のありさま。「寺の内(なか)の—は違ったものだと思ったよ」〈藤村・破戒〉 2 何かをしようとする、また、何かが起ころうとする、きざし。けはい。「居座って、帰る—も見えない...
けん【見】
1 物事の見方・考え方。見解。「皮相の—」「学博く—高し」〈露伴・露団々〉 2 見るだけで買わないこと。ひやかし。素見(すけん)。「遊女の—して帰るなど」〈浮・娘気質・一〉
げ‐こう【還向】
神仏に参詣して帰ること。下向。「えその日のうちに—仕まつらざりしかば」〈大鏡・道長下〉
げんてん‐かいき【原点回帰】
物事の出発点に帰ること。基本に戻ること。
こう‐えん【降園】
[名](スル)園児が幼稚園や保育園を出て家に帰ること。退園。⇔登園。
こ‐がらし【木枯らし/凩】
1 《木を吹き枯らすものの意》秋の末から冬の初めにかけて吹く強く冷たい風。《季 冬》「海に出て—帰るところなし/誓子」 2 すりこぎをいう近世女性語。 [補説]「凩」は国字。 [補説]作品名別項...