き‐こう【帰港】
[名](スル)船が出発した港に帰ること。「遠洋航海を終えて—する」
き‐こく【帰国】
[名](スル) 1 外国から母国に帰ること。帰朝。「外遊から—する」 2 故郷に帰ること。帰郷。「二三日うちに—する筈になっていたので」〈漱石・こゝろ〉
き‐さん【帰参】
[名](スル) 1 帰ってくること。 2 一度ひまをとった主人のもとに再び仕えること。「—がかなう」「元の職場へ—する」 3 勘当されて家を出た者が、許されて親元へ帰ること。
き‐さん【帰山】
[名](スル)僧が自分の寺へ帰ること。
き‐ざ【帰座】
もとの座に帰ること。特に、神などがもとの御座所に帰り鎮座すること。「東大寺の神輿、東寺の若宮より—の時」〈徒然・一九六〉
き‐しゃ【帰社】
[名](スル)出先から自分の会社に帰ること。「営業マンが—する」
き‐しょう【帰性】
仏語。迷いのない本性に帰ること。法性の真実に行き着くこと。
き‐じょう【帰城】
[名](スル)城に帰ること。
き‐じん【帰陣】
[名](スル)自分の陣営に帰ること。戦場から帰ること。
き‐せい【帰省】
[名](スル)郷里に帰ること。また、郷里に帰って父母を見舞うこと。帰郷。「墓参りに—する」「—客」《季 夏》「なつかしや—の馬車に山の蝶/秋桜子」 [補説]書名別項。→帰省