いきどおろし・い【憤ろしい】
[形][文]いきどほろ・し[シク]《動詞「いきどおる」の形容詞化》 1 憤りを覚えるさま。腹立たしい。「この何者かの非常に横柄な口調は、其奴が闇で覆面して居るからだと思うと、彼は非常に—・かった...
いけ‐すか◦ない【いけ好かない】
[連語]《「いけ」は接頭語、「ない」は打消しの助動詞》非常に気にくわない。ひどく感じが悪い。「きざで—◦ない男」
いこう【厳う】
[副]《形容詞「いか(厳)し」の連用形「いかく」のウ音便から》はなはだしく。ひどく。非常に。「ああ、—酒臭い」〈浄・冥途の飛脚〉
いさん‐かたしょう【胃酸過多症】
胃液の酸度が異常に高い症状。胸焼け・胃痛などがみられる。胃潰瘍(いかいよう)・胃炎・胆石症などに伴うことが多い。過酸症。
いしべ‐きんきち【石部金吉】
《石と金の二つの硬いものを並べて人名のようにした語》非常にきまじめで物堅い人。特に、女色(じょしょく)に迷わされない人。また、融通のきかない人物。
いし‐ぼとけ【石仏】
1 石でつくった仏像。せきぶつ。 2 感情を動かさない人。また、非常に口数の少ない人。「木仏(きぶつ)金仏(かなぶつ)—」
いじょう‐かんそう【異常乾燥】
空気が異常に乾燥すること。注意報は、実効湿度も小さく、火災の危険が大きいときに出される。
いじょう‐さんしきかく【異常三色覚】
先天色覚異常の一。色の識別に関与する3種類の網膜錐体細胞のうち、一つが正常に機能していない場合に起こる。通常の色覚と変わらない軽度のものから二色覚に近いものまである。いわゆる色弱のこと。→赤緑色覚異常
いじょう‐しんいき【異常震域】
地震の震度分布で、震央から遠く離れているのに、広い範囲にわたって震度が異常に高い地域。
いずくん‐ぞ【安んぞ/焉んぞ】
[副]《「いずくにぞ」の音変化》漢文訓読の用語で、あとに推量を伴って反語を表す。どうして…だろうか。「人—常に悪(あし)からむ」〈露伴・二日物語〉