じょう‐けい【常経】
常に変わらない道。常に守るべきおきて。
じょう‐けん【常見】
仏語。世界やすべての存在を永久不変として、人の死後も我(が)は消滅しないとする見方。物事に執着する、誤った考えとされた。
じょう‐けん【常憲】
常に守るべきおきて。
じょう‐ご【常語】
1 ふだん使っている言葉。話し言葉。「古語は…芭蕉一派が―との調和を試み十分に成功したる者」〈子規・俳人蕪村〉 2 いつもきまって言う言葉。常套(じょうとう)語。
じょう‐こう【常香】
仏前に供えて常にたいておく香。不断香。
じょう‐こうせん【常光線】
光が方解石などを通過して二方向に分かれて屈折したとき、屈折の法則に従っているほうの光線。⇔異常光線。
じょうこう‐ばん【常香盤】
常香をたくための香炉。香が燃えつきると糸が切れ、鈴が落ちて知らせるようになっている。
じょう‐こうろ【常香炉】
寺院で、境内に置く大きな香炉。参拝者が線香を供える。
じょう‐ざ【常座/常坐】
1 能舞台で、シテが演技をするときに、動作の起点・終点となる場所。シテ柱の内側の斜め前方。名乗り座。 2 仏語。修行の一つとして、長時間すわっていること。
じょう‐さい【常斎】
1 常に精進潔斎すること。 2 施主の家へ行き、読経などをして中食の供養を受ける僧。お斎(とき)坊主。