常山(じょうざん)の蛇勢(だせい)
《常山にすむ蛇は、首を打たれれば尾が助け、尾を打たれれば首が、胴を打たれれば首と尾とが一致して助けたという、「孫子」九地の故事から》 1 先陣・後陣、左翼・右翼が相応じて攻撃・防御に協力し、敵に...
じょうざん‐やき【常山焼】
明治9年(1876)新潟県佐渡の三浦常山が無名異(むみょうい)焼を改良して創始した陶器。朱泥(しゅでい)・紫泥(しでい)系で、茶器が多い。
じょう‐じ【常事】
1 きまっている事柄。 2 あたりまえのこと。日常のこと。「視る者は―として怪まざるに於ては」〈魯庵・「破垣」に就て〉
じょう‐じ【常時】
ふだん。平生(へいぜい)。いつも。副詞的にも用いる。「―の警戒」「―五名が待機する」
じょうじ‐エスエスエル【常時SSL】
ウェブサイト上のすべてのページに、常にSSLによる暗号化を施すこと。SSLは通常、ログインページや電子決済の入力画面などに用いられるが、サイト全体を暗号化することで、盗聴や不正アクセスに対する安...
じょうじ‐エッチティーティーピーエス【常時HTTPS】
⇒常時SSL
じょうじかんし‐かざん【常時監視火山】
⇒常時観測火山
じょうじかんそく‐かざん【常時観測火山】
日本にある111の活火山のうち、「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山」として火山噴火予知連絡会が選定した50火山。噴火の前兆を捉えて警報等を発表するため、気象庁が、地震計・傾斜計...
じょう‐しき【常式】
1 きまった方式。常の方式。 2 平常。ふだん。常時。いつもどおり。現代では東北・北陸地方などで、副詞的に用いる。「明日は―行く」
じょう‐しき【常識】
一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力。「―がない人」「―で考えればわかる」「―に欠けた振る舞い」「―外れ」 [補説]common senseの訳語として明治時代から普及。