まく【幕】
[音]マク(呉) バク(漢) [学習漢字]6年 〈マク〉 1 中を隠すために張る布。覆いの布。「暗幕・煙幕・除幕・段幕・天幕・幔幕(まんまく)」 2 演劇や映画で使う垂れ布。また、演劇の場面の...
まく‐あい【幕間】
演劇で、一幕が終わって、次の一幕が始まるまでの間。舞台に幕が下りている間。 [補説]「まくま」とは読まない。
まくあいきょうげん【幕間狂言】
《原題、(スペイン)Ocho Comedias y ocho Entremeses nuevos, nunca representados》セルバンテスの戯曲。1615年刊行の「新作戯曲八種と幕...
まくあい‐げき【幕間劇】
演劇で、長い劇の間に挟んで演じる小喜劇。本筋と関係なく、重苦しい気分を緩和するためのもの。
まく‐あき【幕開き/幕明き】
1 芝居で、幕のあくこと。また、その場面。開幕。「芝居の—を待つ」⇔幕切れ。 2 物事の始まり。まくあけ。「行楽シーズンの—」
まく‐あけ【幕開け】
「幕開き」に同じ。「球宴の—」
まく‐いた【幕板】
机の脚の間や板塀の上方などにある横に長い板。
まく‐うち【幕内】
1 《江戸時代、将軍の相撲上覧のときに上級の力士が幔幕(まんまく)の中に座を与えられたところから》相撲で、番付の第一段に名が記される前頭以上の力士。幕の内。 2 劇場で、舞台の幕より内側。劇場の...
幕(まく)が上(あ)・がる
「幕が開(あ)く」に同じ。「就職戦線の—・がる」
幕(まく)が開(あ)・く
幕が開いて、芝居などが始まる。転じて、物事が始まる。幕が上がる。「大会の—・く」