いし‐じき【石敷(き)】
平たい石を敷き詰めて舗装した所。石畳。
いし‐だき【石抱き】
江戸時代の拷問(ごうもん)の一。三角状の木を並べた台に容疑者を座らせ、そのひざに平たい石を積み重ねて自白を強要したもの。そろばん責め。いしだかせ。
いた‐いし【板石】
薄く平たい板状の石。敷石・石畳などに使う。
いた‐び【板碑】
鎌倉時代から江戸初期にかけて盛んに行われた、死者の追善供養のために建てた平たい石の卒塔婆(そとば)。最上部を三角形に作り、その下に深彫りの横線を入れ、仏像・梵字(ぼんじ)、年月日・名前などを刻む...
いたぼ‐がき【板甫牡蠣】
イタボガキ科の二枚貝。カキの一種で、本州以南の内海にみられ、岩礁に付着。貝殻は円形に近く、直径約10センチで平たい。殻表は薄い殻片が檜皮(ひわだ)状に重なる。卵胎生。食用。《季 冬》
イタリアン‐パセリ
《(和)Italian+parsley》セリ科の多年草。パセリの一品種で、平たい葉をもったもの。イタリアで好んで使われる。
いちもんじ‐がさ【一文字笠】
1 江戸時代の編み笠の一。菅(すげ)または竹の皮で円形に編んで二つ折りにしたものが頂が一の文字のように平らになる。踊りなどに用いた。 2 平たい円板状の編み笠。武士が旅行や行列の際に用いた。殿中...
いぬ‐えんじゅ【犬槐】
マメ科の落葉高木。本州以北の山地に自生。葉は7〜11枚の小葉からなる羽状複葉。夏、総状に黄白色の花が咲く。果実は平たいさやで、中の種子も平たい。えにす。
いぬ‐なずな【犬薺】
アブラナ科の越年草。草地や畑地に生え、高さ10〜20センチ。根ぎわの葉はややへら状で厚い。春、黄色い小花が多数集まって咲く。実は平たい長楕円形のさやとなる。
いわ‐とこ【石床/磐床】
平たい岩。床のような形の岩。また、それがある場所。「岩が根のこごしき道の—の根延(ねば)へる門(かど)に」〈万・三三二九〉