でたら‐め【出鱈目】
[名・形動]《さいころを振って、出たその目のままにする意》根拠がないこと。首尾一貫しないこと。いいかげんなこと。また、そのさまや、そのような言動。「—を言う」「—な(の)答えを教える」「数字を—...
毒(どく)を吐(は)・く
嫌みを言う。相手のことをけなす。毒づく。「平気で—・く人」
にん【忍】
[常用漢字] [音]ニン(呉) [訓]しのぶ しのばせる 1 がまんする。じっとこらえる。「忍苦・忍従・忍耐/隠忍・堪忍・堅忍」 2 むごいことを平気でする。「残忍」 3 隠れて行動する。「忍者...
盗人(ぬすっと)猛猛(たけだけ)しい
盗みをしながら平気でいたり、悪事をとがめられて逆に居直ったりすることをののしっていう語。ぬすびと猛々しい。
濡(ぬ)れぬ先(さき)こそ露(つゆ)をも厭(いと)え
濡れる前は露をさえ厭うが、いったん濡れてしまうと、いくら濡れてもかまわなくなる。一度過ちを犯すと、もっとひどい過ちを平気で犯すようになることのたとえ。
のんこのしゃあ
のんきで、しゃあしゃあしていること。平気で、ずうずうしいこと。また、その人。「今頃私の宅へ—で遣って来るのも」〈漱石・道草〉
はじ‐しらず【恥知らず】
[名・形動]恥ずべきことをして平気でいること。厚顔であること。また、その人や、そのさま。「—な行為」
は‐れんち【破廉恥】
[名・形動]恥を恥とも思わず平気でいること。また、そのさま。恥知らず。「—な人」「—な振る舞い」
引(ひ)かれ者(もの)の小唄(こうた)
《引かれ者が平気を装い小唄をうたう意から》負け惜しみで強がりを言うこと。
非学者(ひがくしゃ)論議(ぎろん)に負(ま)けず
無学な者は、平気で暴論を振りまわすことで議論に負けない。