びょう‐どう【平等】
[名・形動]かたよりや差別がなく、みな等しいこと。また、そのさま。「利益を—に分配する」「男女—」
びょうどう‐いん【平等院】
京都府宇治市にある天台宗・浄土宗系の単立寺院。山号は朝日山。藤原道長の別荘であったものを永承7年(1052)道長の子頼通が寺に改め、翌年阿弥陀堂(鳳凰堂)を建立。開山は明尊。阿弥陀堂や堂内にある...
びょうどういん‐テンプル【平等院テンプル】
《Byodo-In Temple》米国ハワイ州、オアフ島の町カネオヘ近郊にある建築物。1968年、ハワイへの日本人移民100周年を記念し、公園墓地内に建てられた。平等院鳳凰堂を模しており、金箔(...
びょうどう‐かい【平等界】
仏語。すべてのものの間に差別のない世界。真如(しんにょ)の世界。→差別界(しゃべつかい)
びょうどう‐かん【平等観】
1 すべての物事に差別をつけない見方。 2 仏語。とらわれのない空の立場に立って、すべての事物が平等であることを心に観ずること。従空入仮観(じゅうくうにゅうけかん)。
びょうどう‐けん【平等権】
すべての国民が法の下に平等に取り扱われ、人種・信条・性別・社会的身分などによって差別されない権利。→法の下の平等 →日本国憲法第14条
びょうどう‐しゅぎ【平等主義】
すべてのものは平等であるとして、差別を認めない立場。
びょうどう‐しん【平等心】
仏語。すべての人々を平等にいとおしむ慈悲の心。
へら‐へいとう【平平等/平等平等】
[形動ナリ]《「平等」を「へら」と読み「平等(へいとう)」と重ねたものか》すべて一様であるさま。いっしょくた。「なりったけ—にやっつける」〈柳多留・一六〉