当(あ)たるを幸(さいわ)い
手に当たるのを幸いに。手当たりしだいに。「—なぎ倒す」
あり‐あ・う【有り合う/在り合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 たまたまそこにある。ありあわせる。「幸い—・う茶碗でそっと舷外の水をすくって」〈蘆花・思出の記〉 2 ちょうどそこに居合わせる。「至れりし国にてぞ、子産めるものども—・へ...
うけ‐はん【請(け)判】
請け人が保証のために押す判。また、保証人となってその判を押すこと。「幸い融通して呉れるという人がある。その—をして呉れ」〈万太郎・末枯〉
えい‐こう【栄光】
1 輝かしいほまれ。大きな名誉。光栄。「優勝の—」 2 幸いを表す光。「神の—」
エクスルターテ‐ユビラーテ【(ラテン)Exsultate, jubilate】
⇒踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ
おん‐たく【恩沢】
《古くは「おんだく」とも》人や物に利益や幸いをもたらすこと。また、そのもの。おかげ。恵み。恩恵。「文明の—に浴する」「—を施す」
かけ‐の‐うお【懸(け)の魚】
1 漁がうまくいったお礼として漁師が神に供える魚。かけざかな。かけのいお。 2 正月の飾り物として幸い木につるす魚。かけのいお。《季 新年》
かざし【挿頭】
上代、草木の花や枝などを髪に挿したこと。また、挿した花や枝。平安時代以後は、冠に挿すことにもいい、多く造花を用いた。幸いを願う呪術的行為が、のち飾りになったものという。→髻華(うず)「秋萩は盛り...
かんじょう‐し【管城子】
《韓愈「毛穎(もうえい)伝」から》筆の異称。「作者幸いに間暇を得なば、再び—をやといいれて」〈逍遥・当世書生気質〉
かん‐ろく【干禄】
《「干」は干(もと)める意》 1 俸禄を求めること。仕官を望むこと。 2 幸いを求めること。