さい‐わい【幸い】
《「さきわ(幸)い」の音変化》 [名・形動] 1 その人にとって望ましく、ありがたいこと。また、そのさま。しあわせ。幸福。「不幸中の—」「君たちの未来に—あれと祈る」「御笑納いただければ—です...
さき【幸】
さいわい。幸福。さち。「ますらをの心思ほゆ大君の命(みこと)の—を聞けば貴み」〈万・四〇九五〉
さき‐みたま【幸御魂】
人を守り幸福を与えるという神霊。さちみたま。さきたま。「吾は是(これ)汝(いまし)が—奇魂(くしみたま)なり」〈神代紀・上〉
さき‐わい【幸ひ】
さいわい。幸福。幸運。「—のいかなる人か黒髪の白くなるまで妹(いも)が声を聞く」〈万・一四一一〉
さち【幸】
1 海や山でとれる食物。獲物。収穫。「海の—、山の—」 2 しあわせ。幸福。さいわい。「—あれと祈る」 3 獲物をとる道具。また、それがもつ霊力。「各(おのおの)—を相易(あひか)へて用ゐむ」〈...
し‐あわせ【幸せ/仕合(わ)せ/倖せ】
[名・形動]《動詞「しあ(為合)わす」の連用形から》 1 運がよいこと。また、そのさま。幸福。幸運。「思わぬ—が舞い込む」 2 その人にとって望ましいこと。不満がないこと。また、そのさま。幸福。...
し‐こう【至幸】
[名・形動]この上もなく幸福であること。また、そのさま。「僕の—何ぞ之に過ぎん」〈織田訳・花柳春話〉
しゅく‐ふく【祝福】
[名](スル) 1 幸福を喜び祝うこと。また、幸福を祈ること。「結婚を—する」「前途を—する」 2 キリスト教で、神の恵みが与えられること。また、神から与えられる恵み。
しゅ‐ふく【修福】
1 死後の冥福を祈って、仏事法要を営むこと。 2 幸福や利益などの福徳をもたらす善行を積むこと。「過去の戒善—の功に依って」〈盛衰記・四八〉
正直(しょうじき)は一生(いっしょう)の宝(たから)
人間の真の幸福は正直によってもたらされるもので、正直は一生を通じて大切に守るべき宝である。