開(あ)いた口(くち)へ餅(もち)
思いがけなく幸運が到来すること。棚からぼた餅。
あきのねこ【秋の猫】
藤堂志津子の短編小説集。平成14年(2002)刊。表題作のほか、「ドルフィン・ハウス」「幸運の犬」など、動物と人との関わりを主題とする作品全5作を収める。平成15年(2003)、第16回柴田錬三...
あやか・る【肖る】
[動ラ五(四)] 1 影響を受けて同様の状態になる。感化されてそれと同じようになる。ふつう、よい状態になりたい意に用いられる。「彼の幸運に—・りたい」 2 影響を受けて変化する。動揺する。「風速...
あわ‐や
[副]危険などがその身に及ぶ寸前であるさま。あやうく。「—人にぶつかるところだった」「—、と思ったときに夢から覚めた」 [感]事の起ころうとするとき、驚いたときなどに発する語。「—、法皇の流...
いい‐め【好い目】
[連語]《望みどおりに出たさいころの目の意から》望んでいたような幸運。幸せな状態。「一人だけ—をみる」「—にあう」
犬(いぬ)も歩(ある)けば棒(ぼう)に当(あ)たる
1 何かをしようとすれば、何かと災難に遭うことも多いというたとえ。 2 出歩けば思わぬ幸運に出会うことのたとえ。
いわ・う【祝う/斎う】
[動ワ五(ハ四)] 1 めでたい物事を喜ぶ。ことほぐ。「新年を—・う」「全線開通を—・う」 2 将来の幸運を祈る。祝福する。「二人の前途を—・って乾杯する」 3 ㋐祝福して贈り物をする。「結婚す...
有卦(うけ)に入(い)・る
《有卦の年回りに当たる意から》幸運にめぐりあってよいことが続く。「新商売が当たり、—・っている」 [補説]この句の場合、「入る」を「はいる」とは読まない。
埋(う)もれ木(ぎ)に花(はな)が咲(さ)く
長いこと逆境にあった身に意外の幸運が訪れることのたとえ。
うん【運】
1 人の身の上にめぐりくる幸・不幸を支配する、人間の意志を超越したはたらき。天命。運命。「—が悪い」 2 よいめぐりあわせ。幸運。「—が向いてくる」「—がない」 [補説]書名別項。→運