こうふくろん【幸福論】
《原題、(フランス)Propos sur le bonheur》アランの著書。1925年刊行、増補改訂版は1928年刊行。ノルマンディーの地方紙に1906年から1914年にかけて連載され、第一次...
こう‐ふこう【幸不幸】
幸福と不幸。しあわせとふしあわせ。
こうぼく【幸木】
半田良平の歌集。没後の昭和23年(1948)に刊行され、第5回日本芸術院賞(詩歌部門)を受賞。
こう‐りゅう【幸流】
能の小鼓方の流派の一。永禄(1558〜1570)のころ、幸四郎次郎忠能を流祖として起こったもの。子の名を取って幸五郎次郎流ともいう。
こうわか【幸若】
「幸若舞」の略。
こうわか‐まい【幸若舞】
室町時代に流行した、曲舞(くせまい)系統の簡単な舞を伴う語り物。南北朝時代の武将桃井直常(もものいなおつね)の孫、幸若丸直詮が始めたと伝える。題材は軍記物が多く、戦国武将が愛好した。現在は福岡県...
こんぶ【昆布】
《アイヌ語から》コンブ科コンブ属の褐藻の総称。主に東北・北海道の沿岸に分布。外見は根・茎・葉に区別され、長さ数十メートルにも達する。マコンブ・リシリコンブなど。こぶ。えびすめ。ひろめ。《季 夏》...
さい‐ぎ【幸木】
「幸(さいわ)い木1」に同じ。《季 新年》「いざ祝へ鶴をかけたる—かな/青々」
さい‐さき【幸先】
《「さい」は、「さき」または「さち」の音変化》 1 よいことが起こる前兆。吉兆。 2 事を始めるときに当たって何かを感じさせる物事。前兆。縁起。「—がいい」「—がわるい」
さい‐もらい【幸貰い/菜貰い】
地引き網などを引いている所へ行き、少し手伝っただけで分け前として少量の魚をもらうこと。