うまし‐くに【美し国】
《「うまし」はシク活用形容詞の語幹でもある終止形》すばらしい国。よい国。「—そあきづ島大和の国は」〈万・二〉
うまのお‐ばち【馬の尾蜂】
コマユバチ科のハチ。体長2センチくらい。体は黄赤色で翅(はね)に暗褐色の斑紋がある。雌は約15センチもある産卵管をもち、樹幹の中にすむシロスジカミキリの幼虫に卵を産みつける。ばびほう。
う‐やく【烏薬】
クスノキ科の常緑低木。幹・枝は細い。雌雄異株。4月ごろ、淡黄色の小花を多数つけ、実は楕円形。根は連球状で香気があり、漢方で健胃・鎮痛薬に用いる。天台烏薬(てんだいうやく)。
うらみ‐つらみ【恨み辛み】
《「つらみ」は、形容詞「つらい」の語幹に「み」をつけて語調を整えた語》積もり積もった、さまざまの恨み。「—をぶちまける」
うら‐わか・い【うら若い】
[形][文]うらわか・し[ク] 1 若くういういしい。多く、女性の若く可憐なさまをいう。「—・い乙女」 2 草木などの先が若くてみずみずしい。「小里なる花橘(はなたちばな)を引き攀(よ)ぢて折ら...
うる‐うる
[副](スル)《動詞「うる(潤)む」の語幹を重ねた語》 1 涙があふれそうなさま。「感動して—する」 2 肌や髪がしっとりとした状態をいう。「傷んだ髪が—してきた」
うん‐かい【雲海】
1 高山の山頂や飛行機から見下ろしたときに、一面に広がって海のように見える雲の上面。《季 夏》「—や太き幹ほど濡れて立つ/楸邨」 2 雲がはるかに見える、果てしない海原。「—沈々として、青天既に...
うんどう‐しょう【運動症】
身体の運動を司る神経系の障害によって、手足・体幹・顔面などを随意的に動かすことが困難になった状態。運動障害。
うんどう‐ニューロン【運動ニューロン】
骨格筋の動きを支配するニューロン。脊髄および脳幹から神経線維が延びる。
えき‐ざい【液材】
幹の木質部の外側の部分で、軟らかく、樹液を多く含む材。しらた。辺材。