ゆう‐じん【幽人】
世俗を避けてひっそりと隠れ住む人。隠者。
ゆう・す【幽す】
[動サ変]とじこめる。幽閉する。「或は—・し或は死流し暴政日々に募るを」〈染崎延房・近世紀聞〉
ゆう‐すい【幽邃】
[名・形動]景色などが奥深く静かなこと。また、そのさま。「—な深林にその住居を構えることも」〈有島・惜みなく愛は奪ふ〉
ゆう‐せい【幽棲/幽栖】
[名](スル)俗世間から離れてひっそりと暮らすこと。また、その住居。
ゆう‐せい【幽静】
[名・形動]奥深く、もの静かなこと。また、そのさま。「昔のままの郊外らしく思われる最—な処であろう」〈荷風・つゆのあとさき〉
ゆうたい‐りだつ【幽体離脱】
[名](スル)意識や霊魂が肉体から離れているとされる状態をいう。
ゆう‐ふう【幽風】
能楽論で、幽玄な風趣。
ゆう‐へい【幽閉】
[名](スル)ある場所に閉じこめて外に出さないこと。「地下牢に—する」
ゆう‐みょう【幽妙】
[名・形動]奥深くすぐれていること。また、そのさま。玄妙。「—な調べ」
ゆう‐めい【幽冥】
1 光が弱く暗いこと。 2 死後の世界。冥土。あの世。黄泉(よみ)。