しょ【庶】
[常用漢字] [音]ショ(呉)(漢) [訓]こいねがう 1 一般の人。もろびと。「庶民/士庶・衆庶」 2 もろもろの。いろいろな。雑多な。「庶政・庶務」 3 正妻でない女性から生まれた子。「庶子...
焦点(しょうてん)を合(あ)わ・せる
1 光学器械のレンズの位置や光線の量を調節して、物体の像がはっきり見えるようにする。「望遠鏡の—・せる」 2 対象を定める。また、特定の事柄を扱う。「新規顧客に—・せる」「江戸の庶民に—・せた物語」
しょう‐みん【小民】
一般の人々。人民。庶民。
しょうれんいん‐りゅう【青蓮院流】
和様書道の流派の一。伏見天皇の皇子、青蓮院尊円法親王が創始。流麗・平明な書体。江戸時代には御家流(おいえりゅう)と称され、朝廷・幕府などの公文書に用いられたほか、一般庶民にまで広く流布した。尊円...
しょ‐じん【庶人】
世間一般の人々。庶民。衆人。しょにん。
しょみん‐てき【庶民的】
[形動] 1 庶民の生活に合っているさま。「—な店」 2 気質・言動などが、庶民のそれに近いさま。「—な人柄」
しら‐す【白州/白洲】
1 白い砂の州。 2 邸宅の玄関先や庭園などで、白い砂や小石の敷いてある所。 3 能舞台と観客席との間の、砂利を敷きつめた所。 4 《庭に白い砂利が敷かれていたところから》江戸時代、奉行所の裁き...
しられざるにっぽんのおもかげ【知られざる日本の面影】
《原題Glimpses of Unfamiliar Japan》小泉八雲による英語の著作。明治27年(1894)米国で出版。「日本人の微笑」など、当時欧米ではよく知られていなかった日本の一般庶民...
しんさるがくき【新猿楽記】
平安後期の随筆。1巻。藤原明衡(ふじわらのあきひら)著。康平年間(1058〜1065)の成立か。猿楽見物の一家に託し、当時の庶民の風俗などを漢文で描く。生活史料として重要。
しんへいけものがたり【新平家物語】
吉川英治による長編の歴史小説。昭和25年(1950)から昭和32年(1957)にかけて、「週刊朝日」誌に連載。源平両氏や奥州藤原氏の興亡、同時代の公家や天皇、庶民の姿までを幅広く捉えつつ、平安時...