かい‐ろう【回廊/廻廊】
1 建物・部屋・中庭の周囲に巡らされた、長くて屈折した歩廊。 2 国の領土が、内陸部で細長く突出した部分。半島や島国の突出した形についてはいわない。第一次大戦後のポーランド回廊や、現在のアフガニ...
かがみ‐の‐かいろう【鏡の回廊】
ベルサイユ宮殿の2階にある、庭園に面した大きな回廊。長さ73メートル、幅10.5メートル、高さ12.3メートル。庭園側に17枚のアーチ型の窓があり、対向する壁面に、合計375枚の鏡で装飾された、...
カプリビ‐かいろう【カプリビ回廊】
《Caprivi Strip》ナミビア北部から東に細長く伸びる地域の通称。北側のアンゴラとザンビア、南側のボツワナに挟まれ、東西約400キロメートルにわたる。オカバンゴ川、クアンド川が流れる。長...
が‐ろう【画廊】
美術品を陳列・展示する場所。また、画商の店をさすこともある。ギャラリー。
きょう‐ろう【拱廊】
アーケードのこと。
くうちゅう‐かいろう【空中回廊】
1 航空機が妨害を受けずに、目的地に出入りできるように設定した限定空路。 2 隣り合う建物同士を結ぶ、2階以上の高さに設けられた通路。
こん‐ろう【軒廊】
屋根つきの渡り廊。多く宮殿と対の屋とのつなぎに設けられる。特に、宮中の紫宸殿(ししんでん)東面の階下から宜陽殿に続く廊をいう。
さん‐ろう【山廊】
禅宗寺院の三門の左右にある平屋建ての建物。三門の楼上に登る階段がある。
ざい‐ろう【在廊】
[名](スル)画廊にいること。特に、展覧会の主催者や美術品の作者が、画廊にいて来場者の対応をすること。
しん‐ろう【身廊】
キリスト教聖堂内部の、中央の細長い広間の部分。入り口から祭壇(内陣)までの間。側廊との間は列柱で区分される。