かいぐん‐こうしょう【海軍工廠】
海軍の艦船・兵器・弾薬などの製造・修理・購入・実験などをする施設。旧日本海軍では、横須賀・呉・佐世保・舞鶴の各軍港に設置されていた。
こう‐しょう【工廠】
旧陸海軍に所属し、兵器・弾薬などの軍需品を製造・修理した工場。「砲兵—」
しょう【廠】
[音]ショウ(シャウ)(呉)(漢) 壁仕切りのない、ただっ広い建物。「廠舎/工廠・船廠・兵器廠」
せん‐しょう【船廠】
造船所のこと。
ぞうへい‐しょう【造兵廠】
旧日本陸海軍で、兵器・弾薬・車両・艦船などの購入・設計・製造・修理などを担当した機関および工場。
へいき‐しょう【兵器廠】
兵器の購入・保管・支給・修理などを行う機関。
ほうへい‐こうしょう【砲兵工廠】
日本の陸軍造兵廠(りくぐんぞうへいしょう)の前身。
りくぐん‐ぞうへいしょう【陸軍造兵廠】
陸軍の兵器・弾薬・器材などの考案・設計・製造・修理などをする施設。旧日本陸軍では大正12年(1923)に砲兵工廠を改称して設置。本廠を東京赤羽(のち福岡県小倉)に置き、各地の工廠を管轄した。