しい【弑】
[音]シイ(慣) シ(呉)(漢) 臣下が主君を、子が親を殺す。身分の下の者が上の者を殺す。「弑逆(しいぎゃく・しぎゃく)」
しい‐ぎゃく【弑逆】
[名](スル)《「しぎゃく(弑逆)」の慣用読み》臣下・子など目下の者が、主君や親などを殺すこと。「光秀が信長を—した本能寺の変」 [補説]「弑虐」とも書く。
しい・する【弑する】
[動サ変][文]しい・す[サ変]《「し(弑)する」の慣用読み》主君・父など目上の者を殺す。弑逆(しいぎゃく)する。「君公を—・する」
し・する【弑する】
[動サ変][文]し・す[サ変]⇒しい(弑)する
し‐ぎゃく【弑逆】
[名](スル)主君や父親を殺すこと。しいぎゃく。「忍びて君父を—する程の」〈田口・日本開化小史〉