トロール‐あみ【トロール網】
底引き網の一。三角形の袋網と両側の袖網(そであみ)とからなり、網口を広げるためのオッターボードまたはビームがついたものを、1隻あるいは2隻の機船で引く。
トースカン
《語源未詳》機械工作で、加工物に所定の水平線を引くための工具。ブロックに垂直な支柱を立て、この支柱に沿って上下できるように罫(け)書き針を取り付けたもの。台付き罫書き。
どう‐じょう【同情】
[名](スル)他人の身の上になって、その感情をともにすること。特に他人の不幸や苦悩を、自分のことのように思いやっていたわること。「—を寄せる」「—を引く」「被害者に—する」
なか‐ぬき【中抜き/中貫き】
1 中を抜きとること。内部をくりぬくこと。また、そのもの。 2 商品の流通経路で、卸売など中間業者を抜かして生産者と小売業または消費者が直接に取引すること。「産直という名の—に問屋は打撃」 3 ...
ながし‐め【流し目/流眄】
1 顔を向けずに、ひとみだけを横に動かして見ること。また、その目つき。よこめ。「—で見る」 2 男女間で、感情をこめて送る、気を引くような目つき。色目。秋波。「—を使う」
なが・む【詠む】
[動マ下二]《「長む」の意からという》 1 声を長く引く。また、声を長く引いて詩歌などをよむ。「女房の舟中に忍びたる声にて、淀の渡のまだよふかきにと—・められたりし」〈十訓抄・一〉 2 詩歌・俳...
なっ‐とう【納豆】
1 よく蒸した大豆に納豆菌を加え、適温の中で発酵させた食品。粘って糸を引くので糸引き納豆ともいい、関東以北でよく用いる。《季 冬》「—の糸引張って遊びけり/一茶」 2 蒸した大豆に麹(こうじ)を...
なつそ‐びく【夏麻引く】
[枕] 1 夏麻を畑の畝から引く、麻を績(う)むなどの意から、「う」「うな」に掛かるといわれる。「—宇奈比(うなひ)をさして飛ぶ鳥の」〈万・三三八一〉 2 麻の糸(い)の意から、「命(いのち)」...
なる‐こ【鳴子】
1 田畑が鳥獣に荒らされるのを防ぐための仕掛け。横板に数本の竹片をぶら下げたものを縄に掛け連ね、縄を引くと音が鳴るようにしたもの。ひきいた。《季 秋》「引かで鳴る夜の—の淋しさよ/漱石」 2 1...
なわのり‐の【縄海苔の】
[枕]なわのりは引くと切れやすい意から、「引けば絶ゆ」にかかる。「—引けば絶ゆとや」〈万・三三〇二〉