こうぼう‐しば【弘法芝】
カヤツリグサ科の多年草。海岸の砂地に生え、高さ6〜20センチ。夏、茎の上部に雄花を、下部に雌花を穂状につける。
こうぼう‐しみず【弘法清水】
弘法大師が諸国を巡ったとき、杖を突き立てた所にわき出たという井戸や泉。また、その説話。弘法水。
弘法(こうぼう)にも筆(ふで)の誤(あやま)り
弘法大師のような書の名人でも、書き損じることがある。その道に長じた人でも時には失敗をすることがあるというたとえ。猿も木から落ちる。
弘法(こうぼう)筆(ふで)を択(えら)ばず
弘法大師は筆のよしあしを問題にしない。真に一芸に長じた人は、どんな道具を使ってもりっぱな仕事をするたとえ。
こうぼう‐むぎ【弘法麦】
カヤツリグサ科の多年草。海岸の砂地に生え、高さ10〜20センチ。雌雄異株。晩春、大形の花穂をつける。ふでくさ。
こうわ【弘和】
南北朝時代、南朝の長慶天皇・後亀山天皇の時の年号。1381年2月10日〜1384年4月28日。
こき‐でん【弘徽殿】
平安京内裏十七殿の一。清涼殿の北にあり、皇后・中宮・女御などの住居。こうきでん。 に住む皇后・中宮・女御などの女性の称。
ひろ・い【広い/宏い/弘い】
[形][文]ひろ・し[ク] 1 面積が大きい。空間に余裕がある。「—・い部屋」「—・い野原」⇔狭い。 2 間隔に余裕がある。幅が大きい。「—・い道路」「出口が—・い」⇔狭い。 3 (「博い」とも...
ひろかね‐けんし【弘兼憲史】
[1947〜 ]漫画家。山口の生まれ。妻は同じく漫画家の柴門(さいもん)ふみ。自らのサラリーマン経験を生かし、企業や・社会の現実を描いた作品が漫画の新しい流れとして話題を呼ぶ。代表作「人間交差点...
ひろさき【弘前】
青森県南西部の市。もと津軽氏の城下町。第二次大戦前は第八師団が設置された。リンゴ栽培が盛ん。津軽塗・こぎん刺しの産地。夏には、ねぷた祭りが行われる。平成18年(2006)2月、岩木町・相馬村と合...