みろく‐さんえ【弥勒三会】
「竜華三会(りゅうげさんえ)」に同じ。
みろく‐じそん【弥勒慈尊】
弥勒菩薩の尊称。
みろく‐の‐よ【弥勒の世】
仏教で、弥勒菩薩がこの世にくだって衆生を救うとされる未来の世。
みろく‐ぶつ【弥勒仏】
弥勒菩薩のこと。仏となることが確定しているところからいう。
みろく‐ぼさつ【弥勒菩薩】
兜率天(とそつてん)の内院に住み、釈迦(しゃか)入滅から56億7000万年後の未来の世に仏となってこの世にくだり、衆生を救済するという菩薩。弥勒仏。
や【弥】
[副]《「八(や)」と同語源》程度がよりはなはだしいさま。ますます。いよいよ。「下堅く—堅く取らせ秀罇(ほだり)取らす子」〈記・下・歌謡〉
や‐うら【弥占/八占】
幾度も占うこと。さまざまに占ってみること。「百積(ももさか)の舟隠り入る—さし母は問ふともその名は告(の)らじ」〈万・二四〇七〉
や‐がた・し【弥堅し】
[連語]《「や」は副詞》いよいよ堅い。非常にしっかりしているさま。「下堅く—・く取らせ」〈記・下・歌謡〉
や‐し【香具師/野師/野士/弥四】
盛り場・縁日・祭礼などに露店を出して商売したり、見世物などの興行をしたりする人。また、露天商の場所割りをし、世話をする人。的屋(てきや)。
や‐じ【野次/弥次】
1 やじること。また、その言葉。「—を飛ばす」「—の応酬」 2 「野次馬」の略。