あたたか・い【暖かい/温かい】
[形][文]あたたか・し[ク]《形容動詞「あたたか」の形容詞化》 1 (暖かい)寒すぎもせず、暑すぎもせず、程よい気温である。あったかい。「—・い部屋」「—・い地方」《季 春》「—・きドアの出入...
あらた‐か【灼たか】
[形動][文][ナリ]《形容動詞「あら(灼)た」から》神仏の利益(りやく)が際立ってあるさま。あらた。いやちこ。「霊験—な神」
あわつけ・し【淡つけし】
[形ク]《形容動詞「淡つか」と同語源か》心・動作・そぶりが軽々しい。落ち着きがない。思慮が足りない。「ゆくりなく—・き振る舞ひは」〈夜の寝覚・一〉
アンビエント【ambient】
《原義は「環境の、周囲の」》「アンビエントミュージック」の略。 [補説]俗に、形容動詞化して「アンビエントな曲」のように用いられることもある。
いか‐な・り【如何なり】
[動ラ変]《「いかにあり」から》 1 どのようだ。どんなだ。「かかる人々のすゑずゑ—・りけむ」〈源・末摘花〉 2 どういうわけだ。どうしてだ。「女君も—・るらむとおぼす」〈落窪・一〉 3 反語の...
いぜん‐けい【已然形】
文語の動詞・形容詞・形容動詞・助動詞の活用形の一。助詞「ば」「ど」「ども」などが付いて順接・逆接の確定条件を表す。また、係助詞「こそ」をうけて文を結ぶ。口語では、これに相当する活用形が仮定の意味...
い‐な【異な】
[連体]《形容動詞「い(異)なり」の連体形「いなる」から》普通と変わった。変な。妙な。「—ことを伺いますが」「縁は—もの味なもの」
い‐ま・す【坐す/在す】
《「い」は接頭語、「ます」は尊敬語動詞》 [動サ四] 1 「あり」「居(お)り」の尊敬語。いらっしゃる。おありになる。「言ひつつも後(のち)こそ知らめとのしくもさぶしけめやも君—・さずして」〈...
いや‐に
[副]《形容動詞「いや(嫌)だ」の連用形から》 1 状態が異常であるさま。妙に。変に。「何だか—静かな晩だ」 2 程度がはなはだしいさま。非常に。ひどく。「この本は—難しい」
いらっしゃ・る
[動ラ五(四)]《動詞「いらせらる」(下二段)が変化して五段(四段)活用化したもの》 1 「行く」「来る」「居る」の尊敬語。おいでになる。「休日にはどこへ—・るのですか」「先生が—・った」「明日...