うす‐ざいしき【薄彩色】
墨絵の上に薄く彩色したもの。
うら‐ざいしき【裏彩色】
中国・日本画で、絵絹の裏側からも彩色すること。色をぼかし柔らかい感じを出す効果がある。また、その彩色。裏塗り。裏具。
ごく‐さいしき【極彩色】
1 種々の鮮やかな色を用いた濃密な彩り。また、派手でけばけばしい色彩。 2 派手な服装や厚化粧。「何時(いつ)よりは—のただ京人形を見るように思われて」〈一葉・たけくらべ〉
さい‐しき【彩色】
[名](スル)色をつけること。いろどり。さいしょく。「—を施す」「青で—した茶碗」
さい‐しょく【彩色】
⇒さいしき(彩色)
むさい‐しょく【無彩色】
色の三属性である色相・明度・彩度のうち明度だけをもつ黒・灰・白をいう。⇔有彩色。
もりあげ‐ざいしき【盛(り)上げ彩色】
日本画で、盛り上げ2のこと。
ゆうさい‐しょく【有彩色】
色の三属性である色相・明度・彩度を併せ持つ色、すなわち黒・灰・白色以外の色。⇔無彩色。