あんぜん‐しきさい【安全色彩】
災害・事故の防止や救急体制のため、使用が決められている色。消火栓の赤色など。
い‐さい【異彩】
1 普通とは違ったいろどり。 2 きわだってすぐれたようす。「一種—のある過去を覗く様な素振を見せた」〈漱石・門〉
うん‐さい【雲彩】
中国、清(しん)代の乾隆年間(1736〜1795)に焼かれた磁器の模様。また、その磁器。5色の釉(うわぐすり)が雲のように入り乱れたもの。
がん‐さい【顔彩】
顔料に膠(にかわ)やでんぷんなどを加えて練り、容器に入れて乾燥させた固形絵の具。日本画に用いる。
きん‐だみ【金彩】
細工物などを金箔(きんぱく)や金泥でいろどること。また、そうしたもの。
ぎん‐だみ【銀彩】
細工物などを銀箔(ぎんぱく)や銀泥でいろどること。また、そうしたもの。
こうがく‐めいさい【光学迷彩】
光学的な処理により物体を透明に見せること。また、その技術。もとはSF作品などに登場する架空の技術だったが、実用化に向けて研究が進みつつある。物体の表面に配した微細なモニターなどに、背景の映像を投...
こう‐さい【光彩】
1 きらきらと輝く美しい光。 2 才能やすぐれた面が際立って目立つこと。「新人の作品が一きわ—を放っている」
こう‐さい【虹彩】
眼球の血管膜の前端部で、角膜の後方にある環状の膜。色素に富み、その沈着状態によって、茶色や青色の眼になる。中央の瞳孔(どうこう)で開閉を行って光の量を調節する。
こうろく‐てんさい【鉤勒塡彩】
中国画の技法の一。対象を輪郭線で縁取り、その内側を彩色するもの。特に、花鳥画における黄氏体(こうしたい)の典型的な手法で、徐氏体の没骨(もっこつ)とともに、二大技法とされる。