がに
[接助] 1 《上代語》動詞や完了の助動詞「ぬ」の終止形に付く。「がに」に上接する動詞の表す意が、今にも実現したり行われたりする状態や程度であることを表す。…しそうに。…するほどに。…するかのよ...
がほう‐きかがく【画法幾何学】
空間図形を平面上に表す方法を論ずる幾何学の一部門。投影図法を用いたG=モンジュが創始者とされる。
が‐ほん【画本】
1 絵の手本、または素材。「光と影との理を知らずと雖(いえど)も次第に—を写すことに慣熟せり」〈中村訳・西国立志編〉 2 絵を集めた本。
がん‐ぎ【雁木】
1 空を飛ぶ雁(がん)の列のようなぎざぎざの形や模様。 2 雪の多い地方で、雪よけのために家々の軒から庇(ひさし)を長く差し出して造り、下を通路とするもの。《季 冬》「来る人に灯影ふとある—かな...
ガンダーラ【Gandhāra】
古代インド北西部の地名。現在のパキスタンのペシャワール周辺。クシャン朝の2世紀から3世紀を中心に、西方のギリシャ文化などの影響を受けた仏教美術(ガンダーラ美術)が栄えた。健駄羅。乾陀羅。
キアロスクーロ【(イタリア)chiaroscuro】
《明暗の意》 1 絵画の明暗法。光と影との微妙な対照効果によって立体感を出すこと。陰影法。 2 明暗効果を主要な表現方法とした単彩画。
きいろいおうじょ【黄色い王女】
《原題、(フランス)La princesse jaune》サン=サーンスのオペラ。全1幕。1872年初演。台本は従兄弟のL=ガレ。当時流行していたジャポニスムの影響を受けた作品であり、一部に東洋...
きえ‐い・る【消え入る】
[動ラ五(四)] 1 しだいに消えてなくなる。「—・るような声」「夜の闇に—・る人影」 2 悲しさ、恥ずかしさなどのために人心地がなくなる。どうしてよいのか、身をもてあます。「—・りつつ、えも言...
き‐おく【記憶】
[名](スル) 1 過去に体験したことや覚えたことを、忘れずに心にとめておくこと。また、その内容。「—に新しい出来事」「少年時代のことを今でも—している」「—力」 2 心理学で、生物体に過去の影...
き‐か【旗下】
1 大将の旗印のもと。また、大将の支配下。「将軍の—に馳せ参じる」 2 特定の考え方の影響下。「科学万能の—に奔趨(ほんすう)したれども」〈抱月・囚はれたる文芸〉