役として成しとげなければならない仕事。役としての務め。「いやな—を負わされる」→御役目 (おやくめ) 

[用法]役目・[用法]役割——「子供独立して親の役目(役割)も終わった」「秘書としての役目(役割)を果たす」など、なすべき務めの意では相通じて用いられる。◇「役目」の方が口頭語的で、「雨戸の開け閉めは子供の役目だ」「花子の役目はポチにえさをやることだ」のように、日常生活の中でしなければならない仕事については多く「役目」を用いる。◇「役目」は、なすべき務めとそれに伴なう立場を含めていうことがある。「自治会長の役目を退く」◇「役割」はやや文章語的で、「彼はクラス担任としての役割十分に果たせなかった」のように、組織団体の中で果たすべき任務の意で用いることが多い。◇「この薬の発見医学進歩に大きな役割を演じた」のように「役割」は「役目」に比べて仕事成果をも含めて用いることがある。

出典:青空文庫

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