ふしん‐やく【普請役】
江戸時代、城郭・河川・道路・橋などの修築の際に、大名・諸士・農民などに賦課された夫役(ぶやく)。
ふな‐やく【船役】
船に対して、その大きさに応じて課した税。船公事(くじ)。
ぶ‐えき【賦役】
《「ふえき」とも》 1 近代以前の社会で、農民が領主から課せられた労働と地代。 2 ⇒ぶやく(夫役)
ぶけ‐やく【武家役】
中世、将軍が御家人・奉公衆に課した課役。番役・軍役のほか、段銭(たんせん)・棟別銭など出銭を課することもあった。
ぶ‐えき【夫役】
⇒ぶやく(夫役)
ぶ‐やく【夫役/賦役】
《「ふやく」とも》労働で納める課役。律令制では広く人身課税をさし、調・庸・雑徭(ぞうよう)などを総称したが、中世にはしだいに守護役・陣夫・伝馬役などの労役に限定され、江戸時代には助郷役・国役など...
ぶ‐やく【武役】
1 武士としての役目。 2 ⇒武家役
ぶんえい‐の‐えき【文永の役】
文永11年(1274)中国元(げん)の大軍が来攻したときの戦い。元軍は対馬(つしま)・壱岐(いき)、次いで博多付近に上陸したが、暴風雨によって引き上げた。元寇(げんこう)。→弘安(こうあん)の役...
ぶんろく‐の‐えき【文禄の役】
文禄元年(1592)豊臣秀吉が明の征服を目的に朝鮮に出兵した侵略戦争。約16万の軍を釜山に上陸させ明の国境まで進出したが、明の援軍、朝鮮水軍の攻撃や民衆蜂起などによって劣勢となり停戦。→慶長の役
へい‐えき【兵役】
軍籍に編入されて、一定期間軍務に服すること。