やく‐やく【役役】
[副]「役と」を強めた言い方。もっぱら。「生きたる猿丸をとらへて、明け暮れは、—と食ひ殺させてならはす」〈宇治拾遺・一〇〉
やま‐やく【山役】
江戸時代の小物成(こものなり)の一。村中入会山などで伐採した木を対象に賦課された。
ゆうき‐ちょうえき【有期懲役】
期間の定まっている懲役。1か月以上20年以下の期間の定めがある。 [補説]令和7年(2025)から懲役刑と禁固刑が「拘禁刑」に一本化されるのに伴い、「有期拘禁刑」に名称が変更される。
よう‐えき【傭役】
[名](スル)人をやとって使うこと。また、やとわれて使われること。「其工場に於て—せられて」〈村田文夫・西洋聞見録〉
よう‐えき【徭役】
1 国家によって人民に強制された労働。 2 律令制で、歳役(さいえき)と雑徭(ぞうよう)の総称。
よう‐えき【用役】
社会に役立つ働き。特に、運輸・通信、また、医療・教育などの、直接財貨を生産しない業務をいう。→サービス4
よごれ‐やく【汚れ役】
演劇・映画などで、落ちぶれた人や、犯罪者・娼婦など、世間から好ましくないと思われている人物を演じる役。
よび‐えき【予備役】
現役を終わった軍人が一定期間服する兵役。平常は市民生活を送り、非常時に召集されて軍務に服する。
りき‐えき【力役】
1 体力を要する仕事。力仕事。肉体労働。りょくえき。「総ての—に争うて従事し」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉 2 ⇒りきやく(力役)
りき‐やく【力役】
国家から課される労役。律令制では、庸と雑徭。りきえき。