きんざん‐じ【径山寺】
中国浙江(せっこう)省北部、天目山北東峰の径山にある臨済宗の寺。中国五山の一。 「径山寺味噌(みそ)」の略。
きんざんじ‐みそ【径山寺味噌/金山寺味噌】
煎(い)った大豆と大麦の麹(こうじ)をまぜて塩を加え、刻んだなすや瓜・しょうがなどを入れて熟成させたなめ味噌。和歌山県湯浅の名物。径山寺から製法が伝わったという。
けい【径】
円形・球形などのさしわたしの長さ。直径。「—二〇ミリのパイプ」
けい【径〔徑〕】
[音]ケイ(漢) [訓]みち [学習漢字]4年 1 円心を通って円周を切る直線。「口径・直径・半径」 2 小道。近道。「径庭・径路/山径・小径・捷径(しょうけい)」 3 まっすぐに。「直情径行」...
けい‐かん【径間】
1 さしわたしの距離。 2 ⇒スパン
けい‐こう【径行】
自分の考えを曲げずに、思うとおりに実行すること。「直情—」
けい‐ざい【径材】
径(たて)の方向に用いる材。主に橋の横桁(よこげた)の上に縦に並べる小さい桁をいう。
けい‐すう【径数】
⇒媒介変数
けい‐てい【径庭/逕庭】
《「径」「逕」は小道、「庭」は広場の意》二つのものの間にある隔たり。懸隔。「先天的に踰(こ)ゆべからざる巨大な—があるらしかった」〈谷崎・神童〉
けい‐ろ【経路/径路/逕路】
1 通って行く道。通る道順。道すじ。「逃走—」 2 物事がたどってきた筋道。過程。「地域変遷の—」 3 (径路)ほそみち。こみち。「一方は本道なるも、路程遠く、一方は—なるも、甚だ近し」〈竜渓・...