りち【律】
⇒りつ
りち‐ぎ【律儀/律義】
[名・形動] 1 きわめて義理堅いこと。実直なこと。また、そのさま。りつぎ。「—な働き者」「—に盆暮れのあいさつを欠かさない」 2 健康なこと。また、そのさま。丈夫。「お—で重畳、重畳」〈浄・寿...
りちぎ‐もの【律儀者】
きまじめで義理堅い人。実直な人。
律儀(りちぎ)者(もの)の子(こ)沢山(だくさん)
律儀者は、品行方正・家内円満なので、自然に子供が多く生まれるということ。
りっ‐かく【律格】
1 おきて。規則。 2 漢詩の構成法の一。平仄(ひょうそく)・押韻(おういん)・対句などの称。格律。
りっ‐かん【律管】
調子笛の一種。古代中国で発明された、音楽の調律の標準となる管で、日本では主に雅楽で用いられた。12本の中空の竹または金属製の管を長短の順に並べ、下端を指でふさぎ、上端から息を吹き込んで鳴らす。
りっ‐け【律家】
律宗。また、律宗の僧や寺院。
りっ‐し【律師】
1 戒律に通じた僧。 2 僧綱(そうごう)の一。僧正・僧都(そうず)に次ぐ僧官。正・権の二階に分かれ、五位に準じた。
りっ‐し【律詩】
漢詩の一体。一定の韻律に従う8句からなる。第1・2句を起聯(きれん)(首聯)、第3・4句を頷聯(がんれん)(前聯)、第5・6句を頸聯(けいれん)(後聯)、第7・8句を尾聯(落句)といい、頷聯と頸...
りっ‐しゅう【律宗】
仏教の宗派の一。戒律を守り実行することを教義とする。中国の道宣が広め、日本へは天平勝宝6年(754)に唐僧鑑真(がんじん)が伝えた。南都六宗の一。本山は唐招提寺(とうしょうだいじ)。戒律宗。